パラドックス13
2009年 12月 09日
東野圭吾といえばミステリーですがこの作品はSFもんというかパニックもん、サバイバルもん?
13時13分からの13秒、地球はP-13現象に襲われるという。東京の街から人が消え生き残ったのは13人だけ。大地震や異常気象が次々と起こりどう生き延びるのか?なぜ13人だけが残ったのか?
もう読み出したらノンストップです。全くラストが予想ができなくて気になって夜中までかかってイッキ読みでした。大スペクタクル映画を観たような(これを映画にしたらすごい制作費がかかるやろうなぁ。)気分で読後しばらくボーっとしちゃいました。
桐野夏生の「東京島」(こちらは無人島に漂着してしまった人々の話。)を読んだ後もそうでしたがしばらくは
「水がある、電気がある、食料がある。なんて幸せ!!!お風呂がある、お布団で眠れる!!!サイコーだわ!」
てな気分で不景気も金欠も気にならないありがたや気分が続きました。自分が、今の時代がどれだけ恵まれてるか思い知ります。
ま、長くは続かないんですけどね・・・(^▽^;)
ありがとうございます。
ワタシは本でも映画でもドップリとその世界に浸っちゃうタイプなのですっかり登場人物の気分になっちゃうんです。
だからちょっと苦しかったんですがとてもおもしろい本でしたよ。