リトル フォレスト
2016年 02月 21日
東北の小森に住むいち子という女の子のお話しです。
橋本愛ちゃんが演じています。
始めはこんな不便な所でたった一人で古い家に住むなんて無理~って思ったし日々の生活が淡々と描かれていくだけなのでちょっと退屈かも?なんて感じてましたが段々と引き込まれていきました。
自分で作り育てたもので調理するシーンが多いんですが野菜などを刻む音やリズムが心地良くどれもおいしそうなものばかり。
野菜作りのシーンでは「そっかー、玉ねぎって早くからトウの立つ物ってどこでもあるんだー」って知ることができたし「トマトはとても強い。でもトマトはとても弱い」って言うところでも「そうだ、そうだ~」と共感。
色んな料理が出てきたけど私はトマトを丸齧りするシーンが1番美味しそうに感じましたね。
都会から戻ってきた理由を話す幼馴染のユウ太の言葉にもハッと胸を突かれたし、たかが家庭菜園ですがちょっと野菜作りをさせてもらってる自分はすごく有り難いなぁって思えたのでした。
美しい小森の四季を観るだけでも値打ちがある映画ですよ~。